アリセプトについて たしかめてください、患者さんの「認知機能」

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第Ⅱ章 作用機序と適応疾患

アリセプトにアミロイドβペプチド誘発神経毒性に対する神経保護作用はありますか?

参考情報

アリセプトはAβ25-35誘発神経毒性に対する神経保護作用が認められています(マウス)。

25-35誘発神経毒性に対するアリセプトの作用をマウスで検討した研究があります。コントロール群と比較し、生理食塩液前処理群では、Aβ25-35脳室内投与により有意な神経毒性が認められました。しかしアリセプト前処理群では、Aβ25-35誘発の脂質過酸化増加(神経毒性)は有意に抑制されました。このようにマウスを用いた非臨床試験においてアリセプトにはAβ25-35誘発神経毒性に対する神経保護作用が認められています。

Aβ25-35 誘発神経毒性に対するアリセプトの作用(マウス)

【試験概要】

方法:

雄マウスにAβ25-35を脳室内投与した。7日後、海馬の過酸化脂質を測定し、Aβ25-35誘発神経毒性に対する神経保護作用を検討した。コントロール群はAβ25-35を脳室内に、他群ではAβ25-35投与20分前に、各薬剤(生理食塩液、ドネペジル0.5mg/kg)を腹腔内投与した。

1)Meunier, J. et al.:Br. J. Pharmacol., 149, 998-1012(2006)[ART-2207]より改変

※Aβ25-35

アルツハイマー型認知症の病理の中心であるアミロイドβ蛋白(Aβ)は、Aβ25-35に神経毒性の作用中心の一つがあると考えられている。

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