アリセプトについて たしかめてください、患者さんの「認知機能」

アリセプトのすべて

第Ⅳ章 臨床成績

アリセプトを飲んでも症状が変わらない場合にはどうしたらよいですか?

アルツハイマー型認知症は進行性の疾患であることから、アリセプトの服用により症状の進行が抑制され、症状が「不変である」もしくは「現状を維持できている」ということは効果があるとお考えください。

アリセプトの効果判定には次の点を確認してください。

@投与期間は3ヵ月以上であるか

国内外の臨床試験では、アリセプト投与12週後よりプラセボと比較して有意な認知機能改善が示されています。アリセプトの効果は投与3〜4ヵ月後に判定してください。

Aどのように効果を判定しているか

臨床上の効果判定は大変難しいものですが、アリセプト投与前後での患者様の認知機能(各種認知機能検査)、表情、精神症状、行動異常などにより総合的に効果を判定してください。

FASTによるアルツハイマー型認知症の自然経過

アリセプトの効果(イメージ図)

1)Reisberg, B. et al.:Senile Dementia of the Alzheimer Type, Springer-Verlag(1985)より作成

※承認用法・用量

アルツハイマー型認知症における認知症症状の進行抑制

「通常、成人にはドネペジル塩酸塩として1日1回3mgから開始し、1〜2週間後に5mgに増量し、経口投与する。高度のアルツハイマー型認知症患者には、5mgで4週間以上経過後、10mgに増量する。なお、症状により適宜減量する。」

レビー小体型認知症における認知症症状の進行抑制

「通常、成人にはドネペジル塩酸塩として1日1回3mgから開始し、1〜2週間後に5mgに増量し、経口投与する。5mgで4週間以上経過後、10mgに増量する。なお、症状により5mgまで減量できる。」

効能・効果、用法・用量、効能・効果に関連する使用上の注意、用法・用量に関連する使用上の注意及び禁忌を含む使用上の注意等についてはDIをご参照ください。

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