アリセプトのすべて

第Ⅳ章 臨床成 績

アリセプト10mg投与の実地臨床におけるデータを教えてください。

全般改善度の有効率は、投与後6カ月時で34.6%、24ヵ月最終時では20.5%と判定されました。なお24ヵ月最終時においては、5割強の患者様で維持効果が認められています。

高度アルツハイマー型認知症患者様にアリセプト10mg/日を24ヵ月間投与し、全般改善度を評価したところ、6ヵ月時の有効率は34.6%であり、24ヵ月時の有効率は20.5%でした。また、アルツハイマー型認知症は進行性の疾患であるため、有効に不変を加えた維持効果の成績でみると、6ヵ月時に約8割、12ヵ月時では5割強の患者様で維持効果が認められました。

アリセプト10mg/日投与後6ヵ月時における全般改善度

【試験概要:アリセプト特定使用成績調査 最終報告】

対象:

FAST6または7に該当する高度アルツハイマー型認知症患者824例

方法:

アリセプト10mg投与開始直前と投与後24ヵ月時までのデータを解析した。臨床症状全般を総合し、7段階または判定不能で評価した。

評価項目:

全般改善度、認知機能検査、気分・感情、コミュニケーション、日常生活動作(ADL)、安全性

副作用:

安全性集計対象症例808例中207例(25.6%)に認められた。主なものは食欲減退6.9%、嘔吐3.8%、激越3.7%、下痢2.2%であった。

1)Homma, A.: Geriat. Med., 51(3), 309-342(2013)[ART-2662]

※臨床症状全般

記憶や見当識等の認知機能、気分や感情等のその他の精神機能、コミュニケーションを含む社会的活動、日常生活動作など

※承認用法・用量

アルツハイマー型認知症における認知症症状の進行抑制

「通常、成人にはドネペジル塩酸塩として1日1回3mgから開始し、1〜2週間後に5mgに増量し、経口投与する。高度のアルツハイマー型認知症患者には、5mgで4週間以上経過後、10mgに増量する。なお、症状により適宜減量する。」

レビー小体型認知症における認知症症状の進行抑制

「通常、成人にはドネペジル塩酸塩として1日1回3mgから開始し、1〜2週間後に5mgに増量し、経口投与する。5mgで4週間以上経過後、10mgに増量する。なお、症状により5mgまで減量できる。」

効能・効果、用法・用量、効能・効果に関連する使用上の注意、用法・用量に関連する使用上の注意及び禁忌を含む使用上の注意等についてはDIをご参照ください。

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