アリセプトについて たしかめてください、患者さんの「認知機能」

アリセプトのすべて

第Ⅳ章 臨床成績

アリセプトが患者様や介護者様のQOLに及ぼす影響について教えてください。

参考資料

国内臨床試験において、アリセプト投与により患者様本人や介護者様のQOLへの影響が示されています。

アリセプトがアルツハイマー型認知症患者様本人や介護者様のQOLに及ぼす影響について検討したところ、アリセプト投与により患者様本人及び介護者様のQOLへの影響が認められました1)。一方で、アリセプト投与によって患者様本人の認知機能、抑うつ状態、BPSDへの影響も認められました。したがって、こうした効果が患者様本人及び介護者様のQOLへ影響をもたらしたと考えられます。

本人のQOL

介護者のQOL

【試験概要】

対象:

アルツハイマー型認知症の本人及びその介護者148組(分析対象は107組)

介護者:72時間以上/週、本人とともに過ごしている者

方法:

14週間の期間を設定した前向きコホート研究(観察研究)

倫理的配慮からあらかじめ群の割り付けはせず、調査終了後にアリセプトの投与状況により下記の通り分類した。また、アリセプト以外の医療・介護的介入の統制をしない実臨床下で行った。

評価項目:

本人のQOL:介護者が日本語版EQ-5Dを用いて評価注)

注)日本語版EQ-5Dを用いたアルツハイマー型認知症の本人におけるQOL評価に関しては、介護者による評価が信頼性と妥当性および臨床での実現可能性において最も優れていることが確認されており、本研究では介護者による評価を採用した。

介護者のQOL:日本語版EQ-5Dを用いて評価

本人の背景:

各条件群における本人の背景の比較を行った。その結果、認知症の重症度や認知機能の状態において各群間で有意な違いは認められなかった。一方、本人の年齢において各群の違いが認められた。

Mean(S.D.)、n=107

**:p<0.01

※FASTに基づく重症度評価(境界域=FAST3、軽度=FAST4、中等度=FAST5、高度=FAST6〜7)

1)安田 朝子ら:老年精神医学雑誌, 22, 12, 1433-1443(2011)[ART-2399]

日本語版EQ‐5D

※承認用法・用量

アルツハイマー型認知症における認知症症状の進行抑制

「通常、成人にはドネペジル塩酸塩として1日1回3mgから開始し、1〜2週間後に5mgに増量し、経口投与する。高度のアルツハイマー型認知症患者には、5mgで4週間以上経過後、10mgに増量する。なお、症状により適宜減量する。」

レビー小体型認知症における認知症症状の進行抑制

「通常、成人にはドネペジル塩酸塩として1日1回3mgから開始し、1〜2週間後に5mgに増量し、経口投与する。5mgで4週間以上経過後、10mgに増量する。なお、症状により5mgまで減量できる。」

効能・効果、用法・用量、効能・効果に関連する使用上の注意、用法・用量に関連する使用上の注意及び禁忌を含む使用上の注意等についてはDIをご参照ください。

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