アリセプトについて たしかめてください、患者さんの「認知機能」

アリセプトのすべて

第Ⅳ章 臨床成績

レビー小体型認知症の評価スケールにはどのようなものがありますか?

レビー小体型認知症(DLB)の評価スケールには、DLB患者様の生活のしづらさを評価する「SDI-DLB」、DLBの診断基準において中核的特徴とされている認知機能の変動を捉える「CFI」、幻視の有無、重症度を評価する「パレイドリア・テスト」などがあります。各評価スケールの評価方法は、以下のとおりです。

 生活のしづらさの評価

SDI-DLB(the Subjective Difficulty Inventory in the daily living of people with DLB)

DLB患者様の生活のしづらさを評価する指標です。日常生活の様子を尋ねる20項目で構成され、評価日から過去2週間の様子について、それぞれ5段階(まったくない:0点、ほとんどない:1点、ときどきある:2点、ややある:3点、いつもある:4点)で頻度を評価します。合計点は0〜80点。高得点であるほど生活のしづらさを感じていることを示します。合計点16点以上であればDLBが疑われるとされており、SDI-DLBはDLBのスクリーニング機能を有する指標と考えられています。

 認知機能の変動の評価

CFI(Cognitive Fluctuation Inventory)

認知機能の変動を捉えることを目的とした評価スケールです。認知機能の変動が起こりやす い代表的な行動についての質問で構成され、頻度と重症度の積によりスコア(0〜12点)を導 き出します。薬剤投与前後などのスコアを比較する形で評価します。主介護者に質問する形 で実施されるもので、評価尺度としての役割だけではなく、家族・介護者に認知機能の変動 がどのようなものか知ってもらう教育的な役割も備えています。

 幻視の有無、重症度の評価

パレイドリア・テスト

DLBの中核的特徴の一つである幻視に類似した症状(パレイドリア=錯視)を誘発することで、幻視の有無と重症度を評価するテストです。40枚のテスト用画像を見せて患者様の反応を記録し評価します。DLB患者様とアルツハイマー型認知症患者様、健康成人との鑑別に有用であることが示されています。患者様が幻視と認識していない、「おかしいと思われるから言いたくない」場合などにおいても幻視の存在を直接、正しく把握できるのが特徴です。

※承認用法・用量

アルツハイマー型認知症における認知症症状の進行抑制

「通常、成人にはドネペジル塩酸塩として1日1回3mgから開始し、1〜2週間後に5mgに増量し、経口投与する。高度のアルツハイマー型認知症患者には、5mgで4週間以上経過後、10mgに増量する。なお、症状により適宜減量する。」

レビー小体型認知症における認知症症状の進行抑制

「通常、成人にはドネペジル塩酸塩として1日1回3mgから開始し、1〜2週間後に5mgに増量し、経口投与する。5mgで4週間以上経過後、10mgに増量する。なお、症状により5mgまで減量できる。」

効能・効果、用法・用量、効能・効果に関連する使用上の注意、用法・用量に関連する使用上の注意及び禁忌を含む使用上の注意等についてはDIをご参照ください。

ページトップへ

第Ⅳ章 臨床成績ページをご覧の皆様へ

エーザイのアルツハイマー型、レビー小体型認知症治療薬「アリセプト」のサイトです。
アルツハイマー型、レビー小体型認知症の患者様とそのご家族を支え、コミュニケーションをサポートするツールも掲載しています。