アリセプトについて たしかめてください、患者さんの「認知機能」

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第Ⅵ章 特殊患者への投与

アリセプト服用中の患者様が手術を行う場合、アリセプトの投与は中止すべきですか?

手術前にはアリセプト投与を中止することが望ましいと考えられます。

手術時(麻酔時)に使用するスキサメトニウムは、ブチリルコリンエステラーゼ(BuChE)によって速やかに代謝されます。

アリセプトは脳移行性が高く、アセチルコリンエステラーゼ(AChE)を選択的に阻害するため、スキサメトニウムの代謝にはほとんど影響を及ぼさないと考えられます。もっとも、弱いながらもBuChEの阻害作用はありますので、約1週間を目安にウォッシュアウトすることが望ましいとされています1)

手術前に「アリセプト服用患者様であること」と「スキサメトニウムと併用注意であること」を麻酔医にお知らせいただきますようお願いいたします。

なお、国内臨床試験において、予定された手術のために1週間アリセプトの投与を中止した症例が1例ありましたが、手術に影響を及ぼすような事象は認められませんでした。

1)Heath, M.L.:Anaesthesia, 52, 1018(1997)[ART-0184]

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