アリセプトについて たしかめてください、患者さんの「認知機能」

アリセプトのすべて

第Ⅶ章 注意すべき副作用とその対処法

副作用として報告されているせん妄、妄想、昏迷の発現機序について教えてください。

アリセプトによってせん妄※1、妄想※2、昏迷※3が発現する機序は明確になっていません。

アリセプトの副作用として、せん妄が9例/4429例(0.20%)、妄想が6例/4429例(0.14%)、被害妄想が2例/4429例(0.05%)報告されています(軽度・中等度・高度のアルツハイマー型認知症承認時及び再審査終了時、レビー小体型認知症承認時)。

※1 せん妄
軽度ないし中等度の意識混濁に、幻覚、妄想や夢体験が加わって、恐怖や不安とまとまりを欠いて不穏な多動を呈する状態。外界は少ししか認識されず、大部分は誤って認識されるために、それと、知覚的な表象が混合して、幻覚や妄想が発現すると考えられている。通常健忘を残す。
※2 妄想
その内容が、実際にはありえない不合理なものであるにもかかわらず、並々ならぬ確信をもって信じられている思考内容のこと。理論的というより、感情的に信じられ、他人の説得や事実の提示によって、その内容を訂正することができない。
※3 昏迷
意識障害がないにもかかわらず、意思の表出が全く行われないか、それが極めて乏しい状態のこと。患者は一切の自発的言動を示さなくなり、全く動かず、極端な場合には臥床したままで、話しかけや外部からの刺激に反応しない状態である。

(全て最新医学大辞典 第3版より)

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