アリセプトについて たしかめてください、患者さんの「認知機能」

アリセプトのすべて

第Ⅶ章 注意すべき副作用とその対処法

アリセプトによる消化器症状はどれくらい続きますか? 投与継続により慣れますか?

消化器症状(嘔気、嘔吐、食欲不振など)は、アリセプト投与初期に発現することが多く、ある程度連用すると慣れが生じ、消失する場合もあります。

軽度・中等度アルツハイマー型認知症患者様190例にプラセボ、アリセプト3mg、5mgを1日1回12週間投与した二重盲検比較試験において、認められた消化器症状はすべてアリセプト投与後1週間以内に発現していました(下表)1)。このことからアリセプトによる消化器症状は、投与初期の血漿中濃度の上昇に起因したコリンエステラーゼ阻害作用に基づく急性症状であると考えられています1)。また、消化器症状はある程度連用すると慣れが生じ、消失することが多いとされています2)。症状の継続期間は患者様によって異なり、明確な期間は不明です。

国内臨床試験における消化器症状の発現時期・経過

1)本間昭ら:臨床評価, 26, 251-84(1998)[ART-0039]より作成

2)中村祐:最新精神医学, 12, 273-4(2007)[ART-1550]

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