アリセプトについて たしかめてください、患者さんの「認知機能」

アリセプトのすべて

第Ⅶ章 注意すべき副作用とその対処法

アリセプトを10mg/日へ増量する場合、消化器症状を起こしにくくするには、どのような点に注意したらよいですか?

消化器症状の副作用を起こしにくくする具体的な方法はありません。消化器症状を避けるために、3mg/日から5mg/日に増量し、5mg/日で4週間以上経過した後、10mg/日に増量してください。10mg/日へ増量後、1〜2週間で消化器症状が現れることが多いため、増量する際は十分にご留意ください。

アリセプトでは、用量依存的に消化器症状の発現率が高くなる可能性があります。消化器症状は漸増投与によりある程度抑えられるので、3mg/日から5mg/日に増量し、5mg/日で4週間以上投与して十分に慣れさせてから、10mg/日に増量してください。

特に高度のアルツハイマー型認知症の患者様では、自発的に症状を訴えない方が多くなるため、10mg/日に増量する場合には、ご家族や介護者様には患者様の十分な観察を行うよう、ご指導ください。また、消化性潰瘍の既往歴のある患者様、非ステロイド性消炎鎮痛剤投与中の患者様は慎重投与にあたりますのでご注意ください。

ただし、以下の理由から寝たきり状態や摂食困難な患者様には原則として投与しないでください。

● 寝たきり状態、摂食困難の患者様

副作用による嘔吐などから誤嚥性肺炎を引き起こし、死に至る危険性も考えられます。

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