アリセプトについて たしかめてください、患者さんの「認知機能」

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第Ⅶ章 注意すべき副作用とその対処法

アリセプトによって尿閉や頻尿が発現する機序について教えてください。

アリセプトによって尿閉が発現する機序は不明です。

頻尿の発現機序については、排尿に関連する神経支配から考えると、アリセプトのコリン作動性作用が影響する可能性が考えられます。

アリセプトのコリン作動性作用は排尿筋の収縮、括約筋・三角筋の弛緩を促し、排尿を促進すると考えられます。つまり、尿閉はアリセプトの薬理作用とは理論的に相反する事象であり、その発現機序は不明です。

頻尿の発現機序については、排尿に関連する神経支配から考えると、アリセプトのコリン作動性作用が影響する可能性が考えられます。もっとも、加齢に伴う排尿筋の筋力低下が残尿感となって尿意頻回に繋がる可能性も考えられます。

なお、アリセプトの副作用として、頻尿が8例/4429例(0.18%)が報告されています(軽度・中等度・高度のアルツハイマー型認知症承認時及び再審査終了時、レビー小体型認知症承認時)。

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