アリセプトについて たしかめてください、患者さんの「認知機能」

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第Ⅷ章 薬物相互作用

アリセプトと非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)との併用について教えてください。

アリセプトと非ステロイド性消炎鎮痛剤を併用すると、副作用としての消化器症状がより高頻度に発現するおそれがありますので、併用する際には経過観察を行うなど、慎重に投与してください。

また、消化性潰瘍の既往歴のある患者様では再発の可能性も考えられるため慎重な投与が必要です。

アリセプトはアセチルコリンエステラーゼ(AChE)阻害剤であるため、コリン作動性の末梢または中枢神経刺激に起因する嘔気や嘔吐などの消化器系の副作用が発現することもあります。また、非ステロイド性消炎鎮痛剤は、シクロオキシゲナーゼ阻害によってプロスタグランジンの産生を減少させて、胃粘膜障害の原因となり得ます。

したがって、両薬剤を併用すると、消化器系の副作用がより高頻度に発現するおそれがあるので、十分な注意が必要です。

国内臨床第Ⅲ相試験では、非ステロイド性消炎鎮痛剤の併用は禁止されていました1)が、国内長期投与試験においては、30例が非ステロイド性消炎鎮痛剤を併用していました。30例のうち、消化器症状を発現したのは6例であり、下痢2例、嘔吐・下痢・腹痛、嘔吐、腹痛、食欲低下が各1例でした。

1)Homma, A. et al.:Dement. Geriatr. Cogn. Disord., 11, 299-313(2000)[ART-0247]

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