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Dementia Support 2012 Winter

Dementia Today

第42回 東京モーターショー2011開催 震災と福祉車両をテーマにシンポジウム

 2011年11月30日〜12月11日、東京ビッグサイトで東京モーターショーが開催された(主催一般社団法人日本自動車工業会)。今回は24年ぶりに東京都内で開催となり、世界12ヵ国、1地域から合計179の出展者が参加した。

 障害者や高齢者向けの福祉車両も並び、足の不自由な人向けに左手で行う走行操作に新しい技術を導入した車や、スロープを降ろし車両に車いすを入れる際に使うウィンチを改良し扱いやすくした車などが展示された。また、車いすに取り付けてモーターで動かす用具も注目された。

 12月10日にはシンポジウム「移動の自由を未来へ 被災地でわかった!福祉車両は復興のシンボル」が開かれた。東日本大震災で被災者の支援を行っている東北大学病院総合診療部長の本郷道夫教授、被災者の移動を車で支援する「災害移動支援ボランティアRera」の村島弘子氏、いち早く現地に入り医療的支援を行った「一般社団法人キャンナス東北」の岸田広子氏、気仙沼市で施設が被災し山形県まで100人以上の高齢者を移送した医療法人湖聖会「はまなすの丘」事業部長の大内正人氏、気仙沼市で要介護4の母親を介護する村上 充氏の5名が登壇。高齢者も多く被災した震災の復興支援には、福祉車両が欠かせないことなどを語り合った。村上氏は2ヵ月間避難所で生活した経験から、「通常であれば救急車で搬送しなければならない人が、乗用車で病院に向かった。福祉車両の必要性を強く感じた。移動手段がないと介護は継続できない」と述べた。岸田氏は「宮城県には仙台市にしか車の改造ができる工場がない。地元でできるようになればよい」と、不足する福祉車両を補う提案を行った。本郷氏は「ハンディキャップのある人が自由に動くうえで福祉車両は重要」とまとめた。

 現在被災地の復興は始まっているが、今なお支援の継続が重要であることを各氏からフロアの参加者に訴え掛けた。

シンポジウム「移動の自由を未来へ 被災地でわかった!福祉車両は復興のシンボル」

行きたい方向に前方のフレームを操作すると、センサーで車いすを前後左右に動かせる「WHILL」。2012年度には実用化したいという

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